シルバーリングへのリモデル|生まれ変わったエメラルドとダイヤモンド
ITEM指輪・リング
このたび、大切なジュエリーのリモデル(リフォーム)をお任せくださいましたお客様の事例をご紹介させていただきます。
【エメラルドとダイヤモンドのペンダント】
お持ちくださいましたジュエリーはご家族から譲り受けたエメラルドとダイヤモンドのペンダントトップ。
このお品物自体も大変素敵ではあるのですが、自分ではあまり着けないというご依頼主様。しかし大切なご家族から受け継いだジュエリーだから身につけたい、そういった想いから当店にご相談しにご来店くださいました。
「爪の立っていないシンプルな形状でピンキーリングにしたい」
お客様のご要望とお話をお聞きしていく中で徐々に求めていた理想の形が浮かび上がってきました。イラストを描きながらリングデザインも固めていき、そして製作のご依頼をいただきました。
【指輪はオーダーメイドで製作することに】
コストはかかりますが既存の枠では見つからない自分好みの世界で一つだけの指輪になることが最大の魅力です。
指輪の原型製作には「ワックス」というロウソクのような素材を使用します。
ザクザクと削りながら指輪の形に成形していきます。
【叶えたいもう一つのご要望】
お客様からいただきましたご要望に、「石が肌に密着するようにしてほしい」というものがございました。通常はこの写真のように肌には極力触れないように石をセッティングすることがジュエリー製作のセオリーとなっているのですが、できる限り石を乗せる石座の底を薄く削りエメラルドが肌に触れるような構造にしました。
【素材はシルバー】
インド占星術に凝っているご依頼主様。占いによれば小指にシルバーの指輪を、エメラルドの石は常に肌に触れるように。そのようなおまじないがあった為このような特別な加工に至りました。
通常はゴールド素材、プラチナ素材でしかリフォームを受けつけないお店も多いのですが、当店はお客様のご要望にできる限りお応えをしたいのでシルバー素材でのご注文を喜んで承ります。
【そして指輪はいよいよ完成へと】
素晴らしい仕上がりになりました。
シンプルな形状だからこそ丁寧に形づくらなくてはいけない難しい作業内容ですが見事に生まれ変わりました。
ペンダントに使用されていたエメラルド、そしてダイヤモンドは余すことなく全てを使いました。
肝心のリングの裏側も、このように肌に密着するギリギリまで石座を薄く削りセッティングいたしました。
期待以上の出来栄えだと、お客様にも大変ご満足をいただき、素敵な笑顔を見ることができました。
シルバーは変色する性質のある金属なのでこまめなお手入れが必要とはなりますが磨きや洗浄はいつでも無料でサービスさせていただきますので是非とも長くご愛用くださいませ。
そしてまた大切な家族へと受け継がれていきますように。
当店ではジュエリーのリモデル(リフォーム)をお任せくださったお客様へ、ビフォーアフターの写真をプレゼントさせていただいております。